アイティプランターでは、1年に4回、花が咲き、実がなる四季成りいちごがいいと思います。3ヶ月毎に楽しめます。
大きめの実がなるエランは、ショートケーキに乗せたりするのにピッタリの甘酸っぱい味です。ケーキ屋さん、御用達ですね。
ワイルドストロベリーには、赤い実がなるものがポピュラーですが、白い実がなる白イチゴもあります。
イチゴの種は、細かいので、複数の種を、いいね培地の上に置きます。すると、複数の芽が発芽してくることがあります。
このままでは、どれも大きくなれなくなります。なので、間引きします。
ピンセットで、根本から、慎重に引き抜きます。いいね培地は、繊維の方向が揃っているので、根っこは簡単に引き抜けます。
間引いた苗は、新しいいいね培地に根っこから埋め込みます。根を切らないように慎重に作業します。
最後に、青藻発生防止用のCリングを取り付けてできあがりです。1つの苗カップが5つに増えました。
イチゴの幼苗は、結構、生命力が強いので、少々、根が切れても復活します。このような感じで、結構、たくさんのイチゴ苗ができます。ちょっとばかり、手間はかかりますが、この先の長さを考えると、仕方がないでしょう。
幼苗は、形が同じなので見分けがつきません。実がついてから、初めて白イチゴだったと気が付くくらいです。
イチゴの実が白いと、いつ熟したのか、見た目だけではよくわかりません。白イチゴの実を指でつまんで、そっと引っ張ると、塾した実は、ぽろりと取れます。味は、ねっとりとした食感で甘みが強めです。白イチゴの種は、よく発芽します。赤いワイルドストロベリーより優勢なのかもしれません。
2016年から、DES 724という品種を加えました。VILMORIN社-フランス野菜の種【イチゴ】DES 4 SAISONS ストロベリー724
2年ほど前から挑戦していたのですが、なかなか発芽しませんでした。今年は、気温が上がる4月末に、いいね培地に蒔いてみたところ、よく発芽しました。この種は、発芽温度が重要なようです。実は、ワイルドストロベリーよりも大きく、熟した果実に近づくと酔ってしまいそうなくらい芳 香豊かだそうです。多果性で次から次へと実が付くので楽しみです。
他にも、ピンクの花が咲くイチゴの苗も作りました。大きく育てて、種で増やしたいと思います。
ところで、イチゴの種から発芽させるのは、結構、簡単なんですよ。スーパーなどで買ってきたイチゴからピンセットで種を取って、いいね培地に乗せておけば発芽します。ただ、イチゴの生長は遅いので、種まきから実ができるまで10ヶ月くらいかかります。株も結構、大きくなるので、アイティプランターでは、1株か2株にしておいたほうがいいでしょう。
薔薇科のイチゴは、うどんこ病にかかったり、ハダニが付いたりして、いろいろな問題が発生しますが、正しく対処していけば、真っ赤な実がなる楽しみを得ることができます。アイティプランターで育てて大きくなったイチゴ苗を、土植にして屋外で育ててもいいでしょう。ハダニがついた苗は、屋外に移して、太陽光(紫外線)を当てると、ハダニはいなくなります。ハダニに食べらた葉っぱは取り去りましょう。新しい葉っぱが生えてきます。
頬って置くと、急激に弱まって枯れてしまうことがあります。ハダニが付かないように、霧吹きで葉っぱを濡らすと良いでしょう、

サイト管理者

最新記事 by サイト管理者 (全て見る)
- ミニプランターでトマト栽培 - 2016年6月4日
- 四季成りいちごの栽培方法 - 2016年5月21日
- お弁当に入れる野菜つくり - 2016年5月12日