アイティプランターで水耕栽培

Blog

株式会社アイティプランツ

配送テストレポート

配送実験の目的

2014年7月20日以降、梅雨が開けた途端、猛烈な暑さになってきました。外気温が36度を超えています。宅配便の車内温度も40度を超えているようです。そんな中、通気性を確保することで、水耕苗を通常宅配で無事に送れるかどうか調べるために、配送テストを実施。

実験の条件

苗トレイを入れて熱圧着しているビニール袋の上面に5ヶ所の通気孔を開ける。クロネコで通常配送。クロネコの好意で配送センターまではクール室に入れてもらう。

実験結果

2014年7月23日

苗トレイを覆うビニール袋の上部に通気穴をたくさん開けて、蒸れないようにして東京に配送。

2014年7月24日

無事に届いたとの連絡があったが、通気孔の数が少なかったようだ。通気孔の数を倍にすれば何とかなるかなという印象であった。

2014年7月25日

苗トレイを覆うビニール袋は未開封で、チェック済みの苗を返却配送。

2014年7月26日

10時に到着返送品として未開封の苗が戻ってくる。中を確認すると、転倒防止のためにフィルムで覆っていたピノグリーン2株は完全に溶解していた。グリーンマスタードも黄化している。

配送テスト結局、なんとか生き残ったのは、ルッコラとロロロッサ、ロログリーンの5株だけ。他のピノグリーン3株、グリーンマスタード2株は、枯死しているか、枯死寸前の状態。完全に、蒸し野菜状態になっている。

ピノグリーン3株の内、転倒防止目的でフィルムで巻いた2株の損傷が激しい。通気性がより悪化したため、枯死して腐敗したのだろうと思われる。フィルムで巻かなかった1株も下葉が黄変している。

解決方法

苗トレイを覆う熱圧着フィルムにより、内部の水蒸気が高温化してサウナ状態となり、蒸し野菜になったと考えられる。熱圧着フィルムに穴を開ければ多少は改善される。夕方発送、午前着圏内ならば、なんとか無事には届けられるが、午後着ともなるとダメージを受けてしまう。

解決方策1

熱圧着フィルムによる梱包を止めて、新聞紙のようなもので苗トレイを覆って通気性を確保、また、水漏れを防止する。

この方法は、いいね培地で栽培している苗ならば有効であろう。しかし、スポンジ培地で栽培している苗では、スポンジから水分がなくなってしまって枯れるだろう。

解決方策2

熱圧着フィルム上部の穴の数を増やす。

この方法も同じことで、通気性を確保できるほどに通気孔を開ければ、スポンジ培地で栽培している苗では、スポンジから水分がなくなってしまって枯れるだろう。

解決方策3

クール便で配送する。

配送コストは高くなるが、気温が35度を超えるような時期は、これ以外に確実に届けられる方法がない。暑さ寒さも彼岸までということなので、8月20日ころまでは、クール便で送ることにする。配送コストはITP社の負担とする。

1株苗を郵便で送った場合、意外ではあるが、案外、無事に届く。偶然だろうか?

 

配送テスト2

クール便で配送テストを実施。

2014年7月29日 低温に弱そうな、トマト、唐辛子と、暑さに弱そうなピノグリーン、ロメインレタスをクール便にて滋賀から東京に配送。

2014年7月30日 午前中、東京到着。東京には、全く問題ない状態で到着していた。

中身を確認後、滋賀にクール便にて送り返し。

到着状態

 

到着状態2

 

2014年7月31日 9時に到着。早速中身を確認。

配送テスト21

温度差でビニール袋の中は結露している。ビニール袋を開封して、苗を取り出す。

配送テスト22

 

元気そうな状態で届いていた。転倒防止で付けていたロメインレタスのフィルムを取ってみる。

配送テスト23

3日間、暗所に入れられたため、少し徒長が見られた。葉っぱも、部分的に黄化しているが、十分、回復しそうな感じ。枯れてはいない。

結論

クール便なら、猛暑の夏でも、暑さに弱い葉物野菜だけでなく、寒さに弱いトマトや唐辛子でも、問題なく届く。


The following two tabs change content below.
サイト管理者

サイト管理者

このサイトの管理者です。
サイト管理者

最新記事 by サイト管理者 (全て見る)

サイト管理者

作成者: サイト管理者

このサイトの管理者です。

WP Facebook Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
Translate »
Top